How to トラブル予防、かいけつ!

メディア等で取り上げられた日常の「トラブル」「困りごと」の回避・予防を、できれば解決方法をまとめて記載するベージです!

2013年01月

若くても隠れ脳梗塞に注意!初期対応が大事な前兆とは?

先日、民放局の30代女性アナウンサーが軽度の脳梗塞を発症し、療養に入られたとの
報道がありました。
若年での発症ということもあり、「隠れ脳梗塞」という病名が各メディア取り上げられました。

【脳梗塞に対する世間のイメージと実際】
テレビ撮影
  テレビの街頭インタビューでみると、やはり一般的には
  「高年齢で発症する病気」というイメージが持たれて
  いるようです。
  しかし実際は20~30代でも発症し、10代の発症例
  あるとのことです。



【隠れ脳梗塞とは】
  まず「脳梗塞」とは脳の血管が詰まることによって脳の細胞が死ぬことによって起こり、
  「隠れ脳梗塞」はこの初期段階であり、微小の梗塞が出現し、自覚症状がないか、
  あっても軽く、一過性であることだそうです。

【隠れ脳梗塞の軽い症状例】
箸
  ・歯ブラシが握りにくい
  ・箸を落としてしまう
  ・口の端から食べ物をこぼしてしまう





【隠れ脳梗塞の危険性】
  ①自己で認識されない
     自覚症状がないか、発作があっても短時間で治まるので自分では
     「何だったんだろう」程度で済ませ、放置してしまう
  ②5年以内に大きな発作が起きる可能性が高い
     微小発作のあと放置したままだと、5年以内に大きな発作が起こり
     本格的な脳梗塞に陥る可能性が高い

【若くして脳梗塞になった方が経験した前兆例】
頭痛
  ・いきなり、ものすごく眠くなるようになった
  ・全身に疲労感があり、体がとても重く感じた
  ・漢字が読めなくなった(普段読めていた漢字)
  ・強い頭痛が続き、一週間経っても収まらなかった




【本格的発症を防ぐ為に大事なこと】
  前述の疲労感があり、抜けないことなどは普段から仕事・家事を頑張っている人には
  ありがちなことです。従って本人は、仕方のないことと特段気にせず、放置してしまい
  がちと言えます。
  本人は頑張ってしまうので、家族が、異常に気付いたら本人に「脳梗塞の疑いがある」
  ことを説き聞かせ病院に行くことを勧めること大事であるそうです。

【自分自身で行う簡易チェック方法例】
  ご自身でも体調がよくないなど気になった場合は、下記の方法を試してみて異常があれば
  早めに医療機関で診察を受けることによって、大きな発作、後遺症が残るような脳梗塞を
  避けられる可能性が高くなるそうです。
    ・呂律がまわっているかチェック
      「おはよう」と言ってみる
    ・顔の半分がそれぞれちゃんと動くかチェック
      「いぃー」と言いながら口を横に伸ばして、真っ直ぐになっているか片方が不自然に
      曲がっていないか確認する

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二度目の雪が危険!通行を避けたい場所、要注意の場所

普段、雪が積もらない地域では一旦雪が積もると大変ですが、危険なのは前回の
雪が残っている間の降雪・積雪
であるそうです。
危険となる場所、避けたい場所をまとめました。

凍った前回の残雪の上に積もった雪
残雪
  道の端などには固まった前回の雪が残っている場合が
  あります。
  積もったばかりの雪の上では無理をしなければ直ぐには
  滑りませんが、 雪の下が前回積もった雪で凍り固まって
  いると滑る可能性が高くなるそうです。
  不用意に踏み込むと転倒する恐れがあります。


雪が茶色に変色している場所
  一歩踏み入れただけで滑る可能性が高い状態であるそうです。

横断歩道
  白線は、もともと水をはじく塗料が使われているので、融けかかった雪がのっている
  横断歩道の白線の上は滑る危険が高いそうです。
  他の道路上の線、道に書かれた標識にも注意したいものです。
  
雪が残っていた屋根に注意
屋根の積雪  残っていた雪は固まった状態になっている可能性が高く
  それが新たに降った雪が積もった場合、重みが増し
  一緒に落ちると危険です。
   また屋根に雪が残っていなくても、新たに雪が積もれば
  注意が必要です。
  前回の降雪時、首都圏でも屋根の雪が落ちて被害が
  発生しています。


歩道橋
  橋にはよく「冬期、路面凍結に注意」などと標識が出ていますが、同じ理由で
  「歩道橋」も注意が必要です。地熱が無く、下を冷たい空気が抜けていく為
  雪が積もってなくても、雪の降るような気温の日には凍結している可能性があります。
 
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インフルエンザ患者急増!通勤・通学時の感染対策

この冬もインフルエンザへの注意が報道されていましたが、関東では1月に「猛威」と表現
されるほどに患者数が増え、注意報以上が発令されている自治体が増えてきています。
千葉県でも1/16に注意報が発令されました。

【1月2週目に患者数急増】
千葉県でみると、1月第1週目(2012年12/31~2013年1/6)に1260人だった患者数が
2週目(1/7~13)は4549人急増したとのことです。

【患者にみられる傾向】
患者数の5割近くが、0~14歳とのことです。つまり赤ちゃん、幼児、小学生、中学生です。
また、「吐く」人が多く、自分ではノロウィルスとの区別がつきにくいとのことです。

【急増の要因と推測されること】
通勤電車
 通勤通学が本格化し、限られた空間で人と接近、
 接触する機会が増えたため






【感染対策】
電車やバスなど交通機関の中で、感染リスクの低下を図るための方法。
※メディアで紹介された方法ですが効果が保証されるものではありません。

効果的なマスクの着用・利用
  顔とマスクの隙間が小さくなる立体タイプや、マスクの防ウィルス・防菌効果を高める
  
マスク用スプレーもあり、1月になりよく売れているとのこと。
ペットボトルお茶
  ・ペットボトルでお茶の摂取
    以前このサイトでも紹介させていただきましたが、お茶
    に含まれるカテキン抗インフルエンザウィルス効果
 
   が認められています。
    電車の中などで、ペットボトル等のお茶少しずつ飲むと
    感染防止効果が期待できるとのことです。


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1-2月の雪は融けにくい!降雪後のスリップ転倒防止方法など

2013年1月14日東日本、東北の太平洋側で大雪になりました。1月15日午後の時点で
首都圏のうち1都6県で少なくとも600人弱の方が重軽傷を負われたことが報道されました。
 千葉県のまとめでは(16日朝報道分)14~15日に県内で251人の方が怪我をされたとの
ことです。
 降雪は14日で止みましたが、この時期の雪は気温が低いため融けにくいとのことですので
雪が路上に少しでも残っている間は注意が必要です。
 またこの冬はまだ少なくない雪が降る可能性があることもされています。

【降雪翌日の15日の千葉県内での歩行中事故例】
雪救急車

  雪はすでに止んでおり、朝から晴れていましたが
  下記の重傷事故発生
  ・路上の積もった雪で転倒し足を骨折(30代男性、40代男性)
  ・雪が凍っていたため滑って転倒、頭を打ち脳挫傷(70代女性)
  ・路上歩行中、転倒、腕を骨折(50代女性)




【14日-15日午後まで千葉県内で雪が原因とみられる交通事故1177件発生】
  原因は路面の凍結とみられています。乗用車が路面でスリップして起こった事故が
  多かったとのことです。

【上記のことから降雪後しばらくは歩行中・自転車で注意が必要なこと】
雪道歩行  ・道の端に寄せられた雪に注意
    固まっていると更に滑りやすくなります。たった一歩でも
    知らずに踏み込んだりすると滑って転倒する恐れがあります。

  ・普段から日陰になっている場所に注意
    陽があたらないと1週間でも残る場合があります。雪も
    白色ではなくなり、また日陰の為、雪が残っていることが
    判別・認識できない可能性があり危険です。

 

  ・車道には出ない
    歩道が歩きにくい状態でも、車道に出るのは危険です。
    前述の通り、1日半の間に千葉県内だけでも非常に多くのスリップ事故が起きています。
    車は路面が凍結していなくても、わずかな雪でも瞬間的に制御が効かなくなる場合
    あります。短い時間でもコントロールを失った1000㎏前後の重量が、人とわずかでも
    接触すれば、重傷以上の被害を負わせる可能性があります。

  ・屋根などから落ちそうな雪がないか気をつけ、在れば近づかない
    乗用車のボディをへこませる様な衝撃がある場合もあるとのことです。

【スリップ転倒を防ぐ為の歩き方】
  歩幅を小さくする
     歩幅が広いとバランスを崩しやすく、また滑りやすくなります。
     体の重心が斜め前後に向く為です。更に歩幅が広いほど、一旦滑ると体勢を
     戻せなくなり転倒、または転倒しなくても無理にバランスを保とうとすると
     体の一部の筋肉や関節を痛めたりします。

  地面を蹴らない
     通常歩くときは前に進むために、意識せず足の裏で地面を蹴っています
     普通の地面では摩擦があるので、この動きで人の体は前に押し出され進みます。
     しかし、これを凍った雪の上で行うと、雪と靴の間の摩擦が小さいため、蹴った足が
     滑り、バランスを崩します。意識して、蹴らないことが必要です。

  足の裏全体で着地する
     踵から着地してつま先を降ろす、またはその逆の足の降ろし方をしない
     で、足の裏全面を同時に地面に降ろすという意味です。
     ②を意識した上で、足の裏全体で着地すると下記の効果があります
     ・歩幅が小さくなる
     ・体の重心が下を向き、またブレにくくなるのでバランスを崩しにくい

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実は自宅近所が要注意!全国ワースト8・2012年千葉県交通死亡事故傾向

警察庁から2012年の交通死亡事故についての発表がありました。それによると千葉県内
2012年1年間の交通事故による死亡者数は175人で、残念ながら全国8番目の多さと
なっています。
そしてその事故の発生場所・要因には、自己・周囲の人を事故から守るために改めて
注意しなければならない傾向がみられますので、このページにまとめました。

【亡くなられた方の事故時の環境】
  圧倒的に「歩行中」に事故に遭われた方が多く、次いで「四輪運転中」となっています。

【歩行中死亡事故が多い発生場所】  
住宅街②   
   歩行中事故死亡者のうち高齢者の方のデータで見ると、
   事故の半数以上が、被害に遭われた方の
   自宅500メートル以内で発生しています。
   そのうちでも約3分の1が、自宅から50メートルという
   近距離
ということです。
   安全というイメージを抱きがちな自宅付近が、
   実は死亡事故発生多発エリアとなっています。



【事故例】
  ・ゴミ出しのために自宅前の道路を横断中、軽乗用車にはねられ死亡
  ・散歩に出掛けた方が自宅近くの道路を横断中、乗用車にはねられ死亡

【最も死亡事故が発生している時間帯】
住宅街  


   午後4時~午後6時の時間帯が突出して発生が
   多い時間となっています。






【以上の事実から注意したほうが良いと考えられる事】
  ・よく知っている自宅付近でも交通事故発生の危険性は変わりなく、「安全ではない」
   と思って行動したほうがよい
  ・歩行者、車の通行量がともに増え、視界・見通しが変化する「夕方」「薄暮時」
   特に気をつけた方がよい

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