How to トラブル予防、かいけつ!

メディア等で取り上げられた日常の「トラブル」「困りごと」の回避・予防を、できれば解決方法をまとめて記載するベージです!

2013年02月

花粉の本格的な飛散が確認されました!2013年ピーク時期予想

2013年2月8日、環境省は国内で花粉の飛散が本格的に始まったと発表しました。
今シーズンは、飛散花粉量が例年よりかなり多くなることが予想されていますので、
各人が対策されることが必要といわれています。

 本格的な花粉の飛散が確認された地域                    

杉
  千葉県、静岡県、高知県、愛媛県、島根県、
  山口県、福岡県、大分県、長崎県






 関東でスギとヒノキの花粉飛散量のピークと予想されている時期     
   以下の見込みのことです。  
      関東南部で3月上旬
      関東北部で3月中旬
      九州・中国・四国・東海で3月上旬
      近畿で3月中旬
      北陸で3月下旬
      東北で4月上旬

 関東で予想されて花粉飛散量                          
   昨シーズンの約3倍


 飛散量が多くなる予想の根拠                          
   2012年夏の長く続いた残暑でスギやヒノキなどの花芽の成長が促進されたことが
   推測でき、花芽が良く成長すれば、必然的に花粉の飛ぶ量は多くなるとのことです。


 対策のひとつ「マスク」使用のポイント                     

マスク  ①顔に密着するマスクを選び使用する
     大きめのサイズは着用感が楽ですが、
     頬とマスクの間に隙間があると、せっかく着用 
     しても効果が期待できないとのことです。
     マスクを利用するなら、数種類試してみて、
     隙間ができないものを選び使用することが
     大事とのこと。
   
再利用せずに、使い捨てがおすすめ
   再利用するとマスクを外して手元においているとき又は着用しようとした時などに
   マスク表面にたまった花粉を、いわば効率よく吸引してしまうことになりかねない
   とのことです。外出の度に取り換えるのがお勧めとのこと。

  著者が個人的に効果を確認した対策グッズ①
    2年前から利用し、外出時は手離せなくなりました。
  著者が個人的に効果を確認した対策グッズ②
    発売当初から利用しています。

行徳デクラスロゴ角丸

偽ブランド販売サイトは自分で見極める必要が!チェックポイントは?

前日2月6日の当サイトの記事で、消費者庁が公表した模倣品販売サイト2店を紹介いたしました。
消費者庁は今後も、模倣品の販売が確認された(又は強く疑われる)海外ウェブサイトに関する情報を
消費者庁のホームページ上で公表し、消費者の皆様に注意を呼び掛けますとしています。
注意すべき模倣品販売サイトは、残念ながら、新しく次々と登場し、常時存在している状態である
とのことです。
消費者庁も公表するには当然、よく実態を見極めなければなりませんので時間を必要とします。
その間は消費者が真贋を自分で見極める必要があります。

 偽ブランド・模倣品販売サイトは巧妙に制作されています          

見極め 前日2月6日の記事でも触れましたが、
 サイトのデザインは手をかけて作成されており、 
 一見とても模倣品販売サイトには見えません
  ・フレーズや掲載写真を正規商品の販売サイトから
                    コピーして制作している

  ・店舗が日本国内にあるように装っている
                           など


 消費者庁が掲げる模倣品販売サイトを見抜く4つのチェックポイント    
  ①正確な運営情報、特に運営者氏名・住所・電話番号が記載されていない
     そもそもネットショップでは「特定商取引に関する法律」によってホームページ上で
     下記の表示が義務づけられています。海外の事業者でも日本国内向けならこの
     法律の対象になります。表示されていなければ法律に抵触している業者ということです
     記載していないのは模倣品販売が発覚した際、追跡追求されない為とも推測されます。
        ・販売事業者名 ※会社は正式な社名、個人事業主は個人名 サイト名ではダメ
        ・運営統括責任者名 ※社長、店長名などをフルネームで記載
        ・販売事業者の住所 ※番地まで記載
        ・電話番号
        ・メールアドレスなどの連絡先     ほか
                       
  ② 正規の販売店の販売価格より極端に値引きされている
      ネットショップは実際の店舗より経費を抑えられるということもあり、一般的に
      安値設定されている傾向がありますが、やはり、限界はあります。
      他のネットショップと比べて安すぎる場合は要注意です。

  ③日本語の表示が不自然である
      翻訳ソフトで作成されたような日本語文章の場合、注意が必要です。
      会社・店舗が日本国内にあるように表示されていて、日本語が不自然であれば
      特に注意が必要です。

  ④支払方法が銀行振込のみとなっており、クレジットカードが利用できない
      その銀行口座名が、運営事業者名、運営者氏名、ウェブサイト名と異なる場合も
      注意が必要のことです。

 公表された2サイトをチェックポイント①「運営情報の記載」でチェック   


固定電話  <GUCCI>
   ・運営情報一切見当たりません
   ・「お問い合わせフォーム」が設置されていますが、
      本当に接続されているか判りません。
      メールアドレスが判らないようにするためかも
      しれません。
   ・電話番号がありません


  <bestmonclerjp.com>
     会社概要のページが設けられていますがチェックすると
      ・会社の正式名称が記載されていません
        資本金が記載されていますので法人形態であるはずですが
        「モンクレールダウン激安通販」とありますが株式会社なのか有限会社なのか
        どんな形態の会社なのか曖昧な表記になっています
      ・所在地は日本国内(大阪)になっていますが、番地の記載がありません
      ・代表者名(責任者名)の記載がありません
      ・電話番号がありません 

 公表された2サイトをチェックポイント③「日本語が不自然」でチェック   
   <GUCCI>
    トップのページを一見すると、おかしいところはないようですが、商品ページを見ると
    不自然な部分がありました。海外事業者ならある程度は仕方ないとも思えますが
    会社情報一切ありませんので、そういう判断の対象にもなりません。
      ・「グッチ新作に関する情報がいる。」などと不自然な文章
      ・基本的に沢山ある商品の説明文が同じです。
        正規のブランド品を扱うショップが行うこととは考え難いです

   <bestmonclerjp.com>
    こちらは会社が日本に在ることになっていますので、日本語が不自然であれば
    サイトを疑わなければならないでしょう。日本のサイトであれば放置されたままに
    なることは考え難いです。以下はトップページの不自然な表記の一部です。
      ・「めーら」 → 「メール」のことだと思われます
      ・「マーカー取り寄せ」 → 「メーカー取り寄せ」のことだと思われます
      ・「場合がぎざいます」 → 「場合がございます」のことだと思われます

     商品説明ページの不自然な表記
      ・「あなたは最高の道はかなり風景です。

        上記記事中の消費者庁からの情報は下記から引用しました
          平成25年2月5日模倣品の販売が確認された海外ウェブサイト及び
                                    模倣品の販売が強く疑われる海外ウェブサイト

          平成25年2月5日その商品、模造品かも…??
                         ~模倣品を販売するウェブサイトを見抜く4つのチェックポイント~

行徳デクラスロゴ角丸

偽ブランド品販売サイトを消費者庁が公表!損で済まないリスク!

2013年2月5日消費者庁は、有名ブランドの模倣品を販売しているインターネット販売サイトを1店
プレスリリース 模倣品販売を強く疑われるサイト1店を公表し、それらの
 サイトからの商品の購入を控えるように発表しています。
 
 2月6日現在、公表された2サイトとも稼働している状態
 ですので、ご注意ください。




 公表されたサイト(消費者庁2013年2月5日発表)              

  ①模倣品の販売が確認された販売サイト
     URL:http://www.guccimenjpsale.com/
     表示されるサイト名 GUCCI(グッチ)

  ②模倣品の販売が強く疑われる販売サイト
     URL:http://www.bestmonclerjp.com/ 
     表示されるサイト名 bestmonclerjp.com

 サイトの外観、取扱商品                             
  2サイトいずれも日本語表記ですが、実際は海外事業者による運営であるそうです。
  サイトのデザインは手をかけて作成されており、一見とても模倣品販売サイトには
  見えません
ブランド品 ①GUCCI取扱商品
   名称の通り、イタリアの有名ブランド「グッチ(Gucci)」
   の商品と称する鞄、財布等を販売

 ②bestmonclerjp.com取扱商品
   人気ファッションブランド「モンクレール(MONCLER)」
   の商品と称する衣料品を販売


 偽ブランド・模倣品販売サイトを利用すべきでない理由、リスク       
   ①もちろん偽ブランド品・模倣品であるからです
      品質など本物より劣るものと推定されます。
   ②返品・交換ができない
      消費者庁の調べによると「商品の交換や返金を求めることはほぼ不可能な状態」
      にあるとのことです。サイト運営者との連絡がとれなくなるケースが圧倒的に多い
      とのことです。
   ③購入者も本来のブランドの商標権を侵害する可能性
      消費者庁によると『模倣品を輸入する行為は、「消費者が模倣品であることを
      認識していなかった場合」
「商用でなく個人利用目的である場合」であっても、
      消費者の皆様自身が、商標権侵害に問われる可能性があります』
とのことです。
   ④購入した模倣品は商品としては扱えません
      模倣品なのでご自身には不要と、オークションやフリーマーケット等で
      販売しようとする商標法に抵触(違法行為)する可能性があります。
   ⑤違法行為を行う業者に詳細なご自身の個人情報を教えてしまいます
      模倣品を扱い、販売後連絡がとれなくなるような事業者に、かなり詳細な
      個人情報を取得されてしまいます。個人情報の闇市場等に販売されると
      新たなトラブルに巻き込まれることに発展する可能性があります。

   上記記事中の消費者庁からの情報は下記から引用しました
   平成25年2月5日そのネットショッピング本当に大丈夫?
                           ~模倣品の販売が確認された海外ウェブサイトを公表します~
    平成25年2月5日模倣品の販売が確認された海外ウェブサイト及び
                           模倣品の販売が強く疑われる海外ウェブサイト


行徳デクラスロゴ角丸

薬のネット販売事実上の解禁!でも危険な薬の購入には注意!

2013年1月11日に一般用医薬品(市販薬)のインターネット販売の規制を「無効」最高裁
で判決が下されました。
薬  この判決は、副作用による健康障害を生じるリスクの
  高い順に第1~3類に分類した市販の医薬品のうち、
  第1類・第2類医薬品のインターネット販売を禁止した
  2009年に施行された厚生労働省令について「一律禁止
 
違法で無効」というものです。
  つまり、第1類・第2類医薬品インターネット販売
  事実上の解禁状態になったということになりました。
  私たちにとって便利になったようでもありますが、
副作用による健康障害というトラブルを抱えないように注意したいものです。

 第1類医薬品とは                                 
  副作用による健康障害が生じるリスクが特に高い医薬品。そのため、薬事法では
  販売にあたって、薬剤師が直接販売しなければならず、説明が義務付けられています。
     従って、薬剤師が不在の場合は販売が禁止されています。
  <商品具体例>
   ボルタレン(筋肉痛塗り薬)、アクチビア軟膏(口中薬)、ガスター10(胃腸薬)
   ロキソニン(痛み止め)、リアップ(発毛剤)、ニコット(禁煙パッチ)、アレグラ(鼻炎薬)ほか

 第2類医薬品とは                                 
  第1類医薬品以外で副作用による健康障害が生じるリスクが高い医薬品
  薬剤師又は登録販売者が常駐が販売条件で、説明が努力義務となっています。
  <医薬品例>
   かぜ薬、漢方薬、妊娠検査薬など

 第3類医薬品とは                                 
  比較的に副作用のリスクが低い医薬品。これまでもインターネット販売が
  認められていました。
  <医薬品例>
   ビタミン剤、整腸剤

 インターネット販売の現在の状態                         
  この裁判を起こしたのは2社でしたが、この判決を受けて事実上の販売解禁状態となり、
  多くの業者が販売を再開

 厚生労働省の対応                                 

厚生労働省  
  厚生労働省は自粛を求めるしかない状態。販売業者の
  「一律禁止」が違法との判決であるので、新たなルール
  整備の検討会を民間へも参加を要請し発足、スタート。





 関係者の対応、反応                                
  ・裁判を起こした1社「ケンコーコム」
    販売を再開。ただし、注文に対しての薬剤師による出荷の可否のチェック体制  
    を整え、実際1日数件出荷を見送っているとのこと。
  ・裁判を起こした1社「ウェルネット」
    第1類医薬品は取扱なし。また出荷見送りも行うチェック体制の実施
  ・一部の大手通販会社
    副作用リスクが高いのは事実であるので、ルー ルが決まるまで取り扱わない
  ・薬害被害者団体、民間医薬品監視団体
    「対面販売の原則を変えるべきではない」と解禁に反対。または、早くルールを
    整備すべきと主張。

 解禁状態によるリスク                               
  現在は、実際はインターネット販売が解禁されたのではなく、規制のない空白状態
  なっています。ですから信頼できない業者が販売する可能性もあります。
  ・偽造薬の販売
  ・副作用などの説明をせずに販売

 副作用による健康障害を避けるために                    
  信頼できるインターネット販売業者を利用する。
    前述のとおり、今回勝訴した2社は、販売にあたりチェック体制を整えています。
    こういった体制があるかどうかも判断材料になります。
  <不審な販売業者チェックポイント>
    ・他のインターネット販売業者と比べて価格が安すぎないか
    ・連絡先がホームページ内に記載されているか
      ①運営責任者の氏名、住所は番地まで記載されているか
         記載されていない場合「特定商取引に関する法律」に違反しています。
         法律違反する業者なら、医薬品も正しく取り扱わない可能性があります。
         また表示しない負の理由がある可能性があります。
      ②メールアドレスがフリーメールでないか
         フリーメールは匿名(正体を明かさず)でも取得できます。
      ③電話番号が記載されているか
         問題が起きたときに素早く対応できる姿勢を打ち出しているか。

行徳デクラスロゴ角丸
プロフィール

worksecond