How to トラブル予防、かいけつ!

メディア等で取り上げられた日常の「トラブル」「困りごと」の回避・予防を、できれば解決方法をまとめて記載するベージです!

2013年03月

児童の歯磨き定着!一方で乳幼児の事故増加

虫歯になる児童数が減少してきているとのことです。乳幼児の頃から歯磨きを始め
習慣化されているのが理由のひとつだそうです。
そんな中、2013年3月28日付で消費者庁と国民生活センターから
「乳幼児の歯ブラシによる事故に注意!」というニュースリリースが出されました。
家族、近親に乳幼児がいる場合、気を付けたいものです。


 乳幼児の歯磨き中に事故例                            

a0027_000321_m ・歯磨き中、歯ブラシをくわえたまま歩いていて転倒
   喉に裂傷
 ・歯磨き中、歯ブラシをくわえたままソファから転落
   折れた歯ブラシ柄の先端部分が喉の奥に刺さり、
   摘出手術
 ・歯ブラシをくわえたまま親の背中に抱き付く
   口の中の皮膚が裂け、縫合手術


 事故発生が多い年齢                               

   1位 1歳児  2位 2歳児  3位 3歳児


 乳幼児の保護者アンケート                            

   国民生活センターが全国で行ったアンケートによると下記の結果が出ています
   ・25%の保護者が歯ブラシで乳幼児が怪我または怪我をしそうになった経験がある
   ・0~3歳6割が歯ブラシをくわえたり、持ったまま歩き回ることがある
    また1歳児に限れば8割近くになっています
   ・保護者の約7割が、乳幼児の歯ブラシ事故が発生していることを知らなかった


  

 事故防止のために                                 
  

a0002_010102_m ・乳幼児に歯ブラシを口に入れたまま、手に持った
  まま歩き回らせない

 ・椅子の上など不安定な場所、また落ちるなどした場合
  勢いがついてしまう場所等での歯磨きをさせない

 ・人、物にぶつかることも原因のひとつになっているので
  周囲の状況に気をつけてあげる


 

 事故が起きてしまった場合                            
 

  ・口の中の状況を調べる
  ・歯ブラシが折れたりしていないか歯ブラシの状態を確かめる
  ・歯ブラシが折れていたら、破片が何処にあるか確かめる
  ・破片が見つからない場合、念のために病院に連れていく


  コンビ テテオ teteo はじめて歯みがき 乳歯ブラシセット   
    喉突き防止用の安全プレートがセットできる乳幼児用歯ブラシです

  おけいこハブラシきかんしゃトーマス 1本+安全ガード1個
    人気のキャラクターが入った喉突き防止パーツが付いた歯ブラシです

押入れ・クローゼットの火災に注意

東京では桜の満開宣言がなされ、いよいよ春が訪れようとしています。
冬のかさばる衣類や寝具を春ものと入替えも始まる時期かと思います。
しかし、そんな作業が原因の火災が発生しており、注意が呼びかけられています。

 押入れ・クローゼット火災の火元                        
 

a0006_002874_m  押入れ・クローゼットの天井に埋め込まれた
  ダウンライトと呼ばれる照明が原因となり
  火災件数が増えているとのことです。
  以前の住居には無かった設備ですので、
  火災の新しい火元となっているようです。






 ダウンライトが原因の火災の例                         
 
  押入れのダウンライトのすぐ下まで積み上げられた布団が燃え火災発生。
   【原因】
     布団のために、ダウンライトが死角になり、点灯していることに気付かなかった。
     そのため、布団が熱せられ発火した。


 ダウンライトのメリットが原因になっています                 

  照明器具が飛び出しいないため、荷物を高く積み重ねて収納しやすい。その為、
  荷物が照明の熱が届く位置まで収納してしまう。


 ダウンライトでの火災で実際に燃えたモノ                  
 

a0006_000888_m 
 布団が最も多く、
 その他に衣類タオル段ボール等が発火し、
 火災の火元となっているそうです。








 東京消防庁の実験                                
 

   ダウンライトの100ワットの白熱電球のすぐ下に布団を設置したところ
   10分で発煙1時間後に発火


 ダウンライトによる火災の予防                         
 

  ・納物とダウンライトの距離を50センチ以上空ける。それ以上積み上げない

  
  ・戸を閉める前にダウンライトを消灯したか確認する


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マンションのベランダ利用でのトラブルを避ける!

暖かくなってきて、ベランダにも出やすい季節になってきました。ベランダでガーデニングを
楽しんだり、広いベランダならバーベキューを行うケースもあるそうです。
また花粉などが室内に入るのを防ぐために換気を行わない為、喫煙する方がベランダで
喫煙するということも多いようです。
一方でこれらの行為が原因で周囲の部屋の方とトラブルへとなってしまうケースが少なくない
ようでメディアでも取り上げられています。
トラブルを避けるポイントを「ベランダ」という場所の位置づけを確認しながらまとめました。


 ベランダ誰のもの?                                

a0002_003803_m マンションのベランダは一般的に「独占的使用が
 認められている住民全体の共有部分」とのことです。
 つまり、分譲マンションのベランダでも個人の所有物では
 ない
ということです。
 賃貸の場合は部屋も借主の所有物ではありませんので
 「共用部分」ということです。
 つまりベランダは、杓子定規に言うとマンションの
 エントランスや通路と同じということになります。
違うのはベランダは普段は独占的に使用できるということです。
以上のことから、「ベランダは自由勝手に使えるというのは誤解」となるようです。


 ベランダの重要な役割とその為の制限                    

ベランダは非常時には隣接する部屋の方々も利用する避難経路として位置づけられています。
ですからその妨げとなる大きい物を設置できないことになっています。
一般的に伝わっていないようですが、消防庁からは、隣の部屋との仕切りの前や、
避難ハッチがある場合はその上などに物を置かないように注意指導が出されているとのことです。
これらに支障がない限り、洗濯物を干すことや、鉢植えを置くことなどは問題がないとのことです。


 ベランダでの喫煙による裁判の結果                     

a1180_002963_m 2012年12月には、階下の住民のベランダでの
 喫煙を訴えた裁判で、違法性を認め慰謝料支払いの
 判決が出て、確定しています。
 そのマンションではベランダでの喫煙を禁じる規約は
 なかったとのことです。
 今後、判例として、同様の訴訟・裁判が行われた場合、
 影響を与えることが予想されます。



 違法と判決が出たポイント                           

前述の訴訟・裁判の問題点は、階上の住民が健康に影響が出ているので、階下の住民に
何度もベランダでの喫煙を止めるように依頼、そして注意したのに、喫煙を続けた点で
あったとのことです。
つまり、ベランダでの喫煙自体が違法というより、ベランダという住民全体共用部分
において他人を気遣わない、迷惑になる行為を続けたことが問題
であったとのことです。


 まとめ                                       

個人の所有場所ではなく、周囲への気遣いが必要な場所との認識して使用することが
トラブルを避けるために大事なようです。

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黄砂から財産、身の回り品を守る

黄砂の飛来が始まりました。PM2.5や花粉と影響しあうことが懸念され報道されていますが、
黄砂単独でも私たちの生活に被害を及ぼすそうです。黄砂について気を付けなければならない
ポイントをまとめました。

 黄砂はアルカリ性                                 

洗車 黄砂は飛来し、屋外のモノに付着し積もります。
 建物であったり、自動車であったり。
 それらを汚すことになること自体が被害ですが
 放置するともっと深刻な事態になるとのことです。
 それは黄砂がアルカリ性であるためです。
 アルカリ性には、アルミニウム天然ゴム溶かし
 しまうという性質があります。
 たとえば家の窓枠などはほぼアルミが使用されています。
 また自動車は車体、タイヤ部分にそれぞれアルミ、天然ゴムが使用されています。
 これらの財産が損なわれる可能性があります。

 
 自動車の手入れの注意点                            

 前述のとおり自動車は表面に部分に、アルミニウムや天然ゴムが使われています。
 黄砂を放置しておくと傷め、劣化を早めてしまうそうです。
 手入れの際のポイントは下記のとおりとのことです。
  ①早めに対処する
     当たり前ですが積もった状態が長ければ、それだけ浸食されます
  ②充分に水を使い、まず黄砂を流れ落とす
      砂ですので、濡れた布であってもいきなり拭くと、ボディの塗装を傷つけることに
      なります。水を使って一度、車体の全体の黄砂を流し落としてしまってから
      通常の洗車を行う。


 粒子が原因の傷による劣化を防ぐ                        

メガネ 黄砂は屋外の人間にも付着します。
 メガネに付着すると、他の汚れと一緒に落とすことに
 なりますが、この時にいきなり布でから拭きすると
 レンズに傷をつけてしまうことになります。
 大陸から飛んでくるくらいの粒子ですから、
 それによる傷は小さいのですが、傷が増えてくると
 見えにくくなります。
 またレンズ表面のコーティングはアルカリ性に
 弱いとのことです。

メガネを傷つけない手入れの手順は下記の通りとのことです。
①    メガネ全体を水で洗いホコリを流す
②    ティッシュペーパーで水分をそっと取る
③    メガネ拭き専用などの布で軽い力で拭く

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花粉本格大量飛散!外出を控えても室内での対策が大切!

今年2013年は、もともと花粉が例年より大量に飛散することが警戒されていましたが、
PM2.5黄砂への警戒が盛んに報じられ、出来るだけ外出を避けることが有効な
防衛策と言われています。
しかし、自宅室内へも花粉は入り込みます。メディアで紹介された室内対策をまとめました。


 花粉を室内に持ち込まない                                


a0002_010866_m 仕事、家事、学校などで必ず外出はします。そのときに
 衣服に花粉が付着、家に持ち込んでしまいます。
 それを防ぎ持ちこまないことが最初の対策になります。 
 ①衣服に花粉が付着しにくくしておく
  静電気を抑えれば花粉の付着は半減するということです。
   ・洗濯できる衣服は洗濯時に、静電気を防止する
    効果がある柔軟剤を使用する
   ・コート、上着などには静電気防止剤をスプレーする

  ②粘着シート等を利用して帰宅時すぐに衣服から花粉を除去し捨てる
     注意しないといけないのは、玄関前で衣類を叩いて花粉を落とそうとすると
     花粉は舞い上がり、自分で吸い込んでしまいます。また室内で叩くと同じく
     自分で吸引してしまいますし、また残りは、そのままの量の花粉が室内に漂い床に
     落ちることになります。


 室内に入った花粉は空気清浄機では除去しにくい              

  花粉はずっと空間を漂っているのではなく、室内に持ち込まれた後、5分もすれば
  床に落ちる
ということです。空気清浄器は空間を漂っている花粉は除去できますが、
  床に落ちた花粉は収集できないとのことです。
   ・フローリングの場合 雑巾などで拭き取る
   ・カーペットの場合 粘着シートでキャッチする
   ・掃除機は逆効果
     排気で花粉を舞い上げてしまいその場で自分が吸い込んでしまいます。
     通常の掃除もこの時期は、床の花粉を除去する作業の後に掃除機を
     使用した方がよいようです。


 洗濯物、加湿器のリスクと対策                         

a0022_000145_m 花粉はPM2.5と結合し、そこに水分付着すると、破裂
 本来花粉の中に内包されていた細かなアレルギー物質
 拡散し、更に厄介な存在になってしまうということです。
   ・屋外に干した洗濯物は最初水分を含んでしますので、
    そこに飛来した花粉が付着すると破裂して細かい
    アレルギー物質が洗濯物に付着したたまま室内に
    取り込まれるか、室内に取り込んだ後、花粉が
    破裂し室内で拡散する可能性があります。
    <対策>出来れば、洗濯物は室内干しにする

 ・加湿器も室内に沢山の花粉が在る状態で使用すると、花粉を破裂させてします。
    <対策>室内の換気などをした直後は加湿器の使用を控える

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