先日、民放局の30代女性アナウンサーが軽度の脳梗塞を発症し、療養に入られたとの
報道がありました。
若年での発症ということもあり、「隠れ脳梗塞」という病名が各メディア取り上げられました。

【脳梗塞に対する世間のイメージと実際】
テレビ撮影
  テレビの街頭インタビューでみると、やはり一般的には
  「高年齢で発症する病気」というイメージが持たれて
  いるようです。
  しかし実際は20~30代でも発症し、10代の発症例
  あるとのことです。



【隠れ脳梗塞とは】
  まず「脳梗塞」とは脳の血管が詰まることによって脳の細胞が死ぬことによって起こり、
  「隠れ脳梗塞」はこの初期段階であり、微小の梗塞が出現し、自覚症状がないか、
  あっても軽く、一過性であることだそうです。

【隠れ脳梗塞の軽い症状例】
箸
  ・歯ブラシが握りにくい
  ・箸を落としてしまう
  ・口の端から食べ物をこぼしてしまう





【隠れ脳梗塞の危険性】
  ①自己で認識されない
     自覚症状がないか、発作があっても短時間で治まるので自分では
     「何だったんだろう」程度で済ませ、放置してしまう
  ②5年以内に大きな発作が起きる可能性が高い
     微小発作のあと放置したままだと、5年以内に大きな発作が起こり
     本格的な脳梗塞に陥る可能性が高い

【若くして脳梗塞になった方が経験した前兆例】
頭痛
  ・いきなり、ものすごく眠くなるようになった
  ・全身に疲労感があり、体がとても重く感じた
  ・漢字が読めなくなった(普段読めていた漢字)
  ・強い頭痛が続き、一週間経っても収まらなかった




【本格的発症を防ぐ為に大事なこと】
  前述の疲労感があり、抜けないことなどは普段から仕事・家事を頑張っている人には
  ありがちなことです。従って本人は、仕方のないことと特段気にせず、放置してしまい
  がちと言えます。
  本人は頑張ってしまうので、家族が、異常に気付いたら本人に「脳梗塞の疑いがある」
  ことを説き聞かせ病院に行くことを勧めること大事であるそうです。

【自分自身で行う簡易チェック方法例】
  ご自身でも体調がよくないなど気になった場合は、下記の方法を試してみて異常があれば
  早めに医療機関で診察を受けることによって、大きな発作、後遺症が残るような脳梗塞を
  避けられる可能性が高くなるそうです。
    ・呂律がまわっているかチェック
      「おはよう」と言ってみる
    ・顔の半分がそれぞれちゃんと動くかチェック
      「いぃー」と言いながら口を横に伸ばして、真っ直ぐになっているか片方が不自然に
      曲がっていないか確認する

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