東京では桜の満開宣言がなされ、いよいよ春が訪れようとしています。
冬のかさばる衣類や寝具を春ものと入替えも始まる時期かと思います。
しかし、そんな作業が原因の火災が発生しており、注意が呼びかけられています。
押入れ・クローゼット火災の火元
押入れ・クローゼットの天井に埋め込まれた
ダウンライトと呼ばれる照明が原因となり
火災件数が増えているとのことです。
以前の住居には無かった設備ですので、
火災の新しい火元となっているようです。
ダウンライトが原因の火災の例
押入れのダウンライトのすぐ下まで積み上げられた布団が燃え火災発生。
【原因】
布団のために、ダウンライトが死角になり、点灯していることに気付かなかった。
そのため、布団が熱せられ発火した。
ダウンライトのメリットが原因になっています
照明器具が飛び出しいないため、荷物を高く積み重ねて収納しやすい。その為、
荷物が照明の熱が届く位置まで収納してしまう。
ダウンライトでの火災で実際に燃えたモノ
布団が最も多く、
その他に衣類、タオル、段ボール等が発火し、
火災の火元となっているそうです。
東京消防庁の実験
ダウンライトの100ワットの白熱電球のすぐ下に布団を設置したところ
10分で発煙、1時間後に発火
ダウンライトによる火災の予防
・収納物とダウンライトの距離を50センチ以上空ける。それ以上積み上げない
・戸を閉める前にダウンライトを消灯したか確認する