今回は「家庭内感染」に対する予防法をまとめました。
【多い家庭内感染】
発症して治癒するまで安静にする場所は通常自宅となる
場合が、ほとんどでしょう。
これまで、ご案内した「間接感染」「食べ物からの感染」に
対する予防方法の実践だけでは、家庭内感染防止には
不十分となってしまうケースがあります。
発症者はおう吐、下痢などを繰り返すので、処理、対応を
間違えると家庭内感染が避けられない為です。
【床などにおう吐してしまった場合】
おう吐物は飛散し、半径2~3メートル先までノロウィルスが広がってしまっている
可能性があると考えるべきとのことです。片付けはもちろん、消毒が必要です。
【消毒には漂白剤を利用】
アルコールは対ノロウィルス消毒効果はあまり期待できません。
ノロウィルスに対しては、塩素系漂白剤(成分として次亜塩素酸ナトリウムを5%含有)
を10倍に薄めたものが消毒効果があるとのことです。
床のおう吐物を回収した後の消毒のほか、感染した家族も触れるドアノブなどの消毒
にも利用できます。布巾などに染み込ませて使うとよいとのことです。
【塩素系漂白剤使用時の注意事項】
・酸性タイプの漂白剤と絶対に混ぜない。有毒ガスが発生し大変なことになります
・その他、アルコール等や洗剤、薬品と混ぜない
・水で薄めるときも、漂白剤のボトルに直接水を入れない
・床がカーペットなどの場合、色が落ちてしまう可能性があります
・製品(漂白剤)の使用上の注意をよく確認してください
【床のおう吐物を処理する際、おう吐物に直接触れないようにする】
次のモノを準備。
使い捨て手袋。使い捨てマスク。ビニール袋。消毒液。
出来れば捨てられるエプロン(状のモノ)。ペーパータオル。
今シーズン集団感染が発生してしまった施設では、
上記のモノを使い回したことも原因のひとつと推測
されているようです。
【処理手順】
①手袋、マスク、エプロンを着用。
ペーパータオルで、おう吐物を外側から包み込むようにして、すくい上げる。
その際、沢山すくおうと床をこするようにしてはダメ。
少ししか、すくえなくても1回1度限りとしビニール袋に入れる。
ビニール袋は上記写真のようにゴミ入れなどにセットして口を広げておくと、
すくったおう吐物を入れ易い。
② ①のビニール袋に消毒用に薄めた漂白剤を入れて殺菌する。
③床のおう吐物がなくなるまで①②を繰り返す
④おう吐物があった場所、飛散したと思われる箇所にペーパータオルをまんべんなく敷く。
その上から消毒用に準備した薄めた漂白剤を敷きつめたエリアの外側から内側への
順番でまく。
⑤仕上げにペーパータオル(捨てられるタオル)で水拭きする。
⑥手袋、マスク、(エプロン)も捨てる。外す際、表面に触れないように注意が必要。
手袋は二重にしていると表面に触れないように外し易い。
これらもビニール袋に入れ、しっかり口を締めて廃棄する。
【処理作業前後の注意事項】
・作業前に換気を確保する
・速やかに作業にとりかかる。おう吐物が乾くと、空気中にウィルスが
漂いやすくなり手の打ちようがありません。
・作業時に着用していた衣類は水洗いし、塩素系漂白剤で消毒または
85度以上の熱湯に1分間以上つけて殺菌する
・もちろん手洗いも行いましょう。
【多い家庭内感染】
発症して治癒するまで安静にする場所は通常自宅となる
場合が、ほとんどでしょう。
これまで、ご案内した「間接感染」「食べ物からの感染」に
対する予防方法の実践だけでは、家庭内感染防止には
不十分となってしまうケースがあります。
発症者はおう吐、下痢などを繰り返すので、処理、対応を
間違えると家庭内感染が避けられない為です。
【床などにおう吐してしまった場合】
おう吐物は飛散し、半径2~3メートル先までノロウィルスが広がってしまっている
可能性があると考えるべきとのことです。片付けはもちろん、消毒が必要です。
【消毒には漂白剤を利用】
アルコールは対ノロウィルス消毒効果はあまり期待できません。
ノロウィルスに対しては、塩素系漂白剤(成分として次亜塩素酸ナトリウムを5%含有)
を10倍に薄めたものが消毒効果があるとのことです。
床のおう吐物を回収した後の消毒のほか、感染した家族も触れるドアノブなどの消毒
にも利用できます。布巾などに染み込ませて使うとよいとのことです。
【塩素系漂白剤使用時の注意事項】
・酸性タイプの漂白剤と絶対に混ぜない。有毒ガスが発生し大変なことになります
・その他、アルコール等や洗剤、薬品と混ぜない
・水で薄めるときも、漂白剤のボトルに直接水を入れない
・床がカーペットなどの場合、色が落ちてしまう可能性があります
・製品(漂白剤)の使用上の注意をよく確認してください
【床のおう吐物を処理する際、おう吐物に直接触れないようにする】
次のモノを準備。
使い捨て手袋。使い捨てマスク。ビニール袋。消毒液。
出来れば捨てられるエプロン(状のモノ)。ペーパータオル。
今シーズン集団感染が発生してしまった施設では、
上記のモノを使い回したことも原因のひとつと推測
されているようです。
【処理手順】
①手袋、マスク、エプロンを着用。
ペーパータオルで、おう吐物を外側から包み込むようにして、すくい上げる。
その際、沢山すくおうと床をこするようにしてはダメ。
少ししか、すくえなくても1回1度限りとしビニール袋に入れる。
ビニール袋は上記写真のようにゴミ入れなどにセットして口を広げておくと、
すくったおう吐物を入れ易い。
② ①のビニール袋に消毒用に薄めた漂白剤を入れて殺菌する。
③床のおう吐物がなくなるまで①②を繰り返す
④おう吐物があった場所、飛散したと思われる箇所にペーパータオルをまんべんなく敷く。
その上から消毒用に準備した薄めた漂白剤を敷きつめたエリアの外側から内側への
順番でまく。
⑤仕上げにペーパータオル(捨てられるタオル)で水拭きする。
⑥手袋、マスク、(エプロン)も捨てる。外す際、表面に触れないように注意が必要。
手袋は二重にしていると表面に触れないように外し易い。
これらもビニール袋に入れ、しっかり口を締めて廃棄する。
【処理作業前後の注意事項】
・作業前に換気を確保する
・速やかに作業にとりかかる。おう吐物が乾くと、空気中にウィルスが
漂いやすくなり手の打ちようがありません。
・作業時に着用していた衣類は水洗いし、塩素系漂白剤で消毒または
85度以上の熱湯に1分間以上つけて殺菌する
・もちろん手洗いも行いましょう。