今回は、ノロウィルスによる感染性胃腸炎の間接感染の予防法です。

【なぜ流行しているのか】
  この冬のノロウィルスは変異型で、多くの人が免疫を持たないためと推測されています。
  

【予防しか防御方法が無い】
  ノロウィルスに対する効果的な抗ウィルス薬が無いため。

【アルコール消毒は効かない】
  過去のインフルエンザの流行から、今では様々な場所に消毒用のアルコールが設置
  されていますが、ノロウィルスには効果がほとんど期待できないとのことです。
  
【感染経路】
  ①間接感染
  ②食べ物から感染
  ③おう吐物から感染

【間接感染】
  不特定多数者が利用するドアノブや電車のつり革などにウィルス保有者が接触した後、
  そこに触れて、その手からノロウィルスが口から入ることで感染、発症することになります。  

【間接感染を防ぐための方法「手洗い」】
  効果が保証されるものではありませんが、感染の可能性を小さくする方法です。  
   手洗い
 ①手順
  ・外出から帰宅時、食事や食べ物を触る前
       トイレの後等に実施
  ・石けんを使い、蛇口を空けたまま、流水
       15秒以上出来れば30秒洗う
  ・清潔なタオルや、ペーパータオル等で拭く

 ②留意点
    ・「流水」であること。洗面器に溜めた水では効果を期待できない
    ・親指を洗い残すケースが多いので注意
    ・蛇口のハンドル部分も、洗い流すなどしてウィルスがとどまらないようにする
     
行徳デクラスロゴ角丸